iOSで手描きした線をカッティングマシン(Graphtec社製)用のカットデータかsvgファイルに変換してメールで送れるソフトです。ソースコードもGitHubで公開してます。
【背景】
ここ数年デジタルファブリケーションっていうヤツがわりと盛り上がってて「だれでもなんでも作れる!」ような雰囲気ありますけど、やっぱりデータを作るにはそれなりのスキルがいるんですよね。
アー、専門のソフトいるの、わたしペイントしか使ったことないです、いやパソコンも使ったことないし、ギャフン!みたいな人もいるはずなのに「だれでも」とか言っちゃうのおかしな話だし、おじいさんとか幼稚園児とかでも直感的にデータが作れるツールがあったら素敵じゃないかしら。
しかも無料だったりするとみんなで使えて、なんかほら、良くわかんないけどワークショップとか出来そう。
まあ、こんなの誰でも思いつくし実装も簡単だし1ミリも新規性無いけど、インフラとしてあってもいいかなと思って作ったので、誰か使ってくれると嬉しいです。
【使用方法】
画面に絵を描いたら、右下の出力ボタンをタップしてください。
適切な出力タイプをタップし、メールでデータをパソコンに送ります。
パソコン上でCutting Master (Craft ROBOのIllustrator用プラグイン) からデータを開いて、出力します。
この方法で、Graphtec社のCraft ROBOが動作することを確認しています。
つまり、運用に最低一人はある程度専門的な知識を持った人が必要で、ここは若干残念な感じです。
svgはブラウザでも見れるしIllustratorなんかでパスとしても開けるので色々便利だと思います。
【余談】
本当は図形の拡縮とかベジェ補間とかあったほうが良いんですけど、とりあえずそこまではやってません。デバイスで描いた大体実寸で出力されます。